ベストセラーや文学賞の受賞作だからといって、その作品が「自分にとっての良書」とは限りません。
本を手に取る動機が本を売る側の都合ではなく、読み手ひとりひとりの嗜好にマッチしたものであれば、読書という体験はより楽しく、深く、かけがえのないものになるのではないだろうか。そんな考えのもと、AIを使った本と読者をつなぐ仕組みの開発を試みました。
自然言語を解釈するAIを用いて、文学作品の持つ想像力、希望、肯定感、悲観性、内向性といった「本の成分」や、ワクワク、ドキドキといった「読後フィーリング」を解析し、体系化・視覚化しました。
解析結果は、心理学や統計に基づいた、性格タイプ、欲求の種類や度合い、消費パターンなど100余りの解析項目によって導かれています。これにより、自分の嗜好や性格、いまの気分にフィットした作品を選ぶ手がかりを知ることができます。
本サービスの核となるAIは、業務改善や文書の判定など、実際のビジネスの現場でも活用されているもので、その仕組みを文学作品の解析に応用し、選書AIとして公開しています。
※解析に用いるアルゴリズムは現在も開発段階にあり、解析結果は開発状況に応じて変化する場合があります。
※解析結果は、AIの解析に基づいたアルゴリズムによって導き出されたものであり、情報の正確性・信憑性について保証するものではありません。
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